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10月19日

 晴れ一時雹混じりの雨、12070km、276km、10−40度
今朝は新聞の取材がありました。30分ほど話をして帰りました。BensonKOAの人にフェニックスでの道を聞いて走り出しました。
 ところが前方に、またまた雲です。下り坂の向こうが濡れています。あー、また来た。今日のは雨はほどほどの台風ぐらいですが、雹(ひょう)がデカイ。5mmくらいのがボッコボコ降ってきます。あんまり痛くて、ハンドルから手を離したくらいです。
 もちろん、ヘルメットのシールドはおろしています。10分ほどで過ぎましたが、過ぎるちょっと前に左側に車が数台とまっています。なんと右側に車がお腹を向けて白い煙を出していました。あんまりの悪天候に運転をミスったみたいです。
 しばらくいくと、乾燥した土地に背の低い草がポッンポッンとあって、サボテンがニョキニョキ生えています。はじめてみる風景です。山も同じように生えています。こんな所で止まったらと思うと怖いですね。人事ではないのでゾッとします。町らしい風景になって来ました。
 フェニックスの町に入って、KOAで教わったようにユニバーシティーDrで降りて、右に曲がってまっすぐ進みました。20分くらい走ったでししょうか、アリゾナ大学がありません。ガスを入れて隣にいた人に聞くと、後1マイル先だよって教えてくれました。で、どっち側って聞くと笑って、その辺が全部大学だって。僕の大先輩である小島さんがアンちゃんと呼ぶ人のレストラン探しました。


【写真説明】 上から
「初めてのキャビン」
「またまた、黒い雲」
「雹にあたった後」
「にょきっとサボテン」
「アリゾナ大学の真中」
「カウボーイ、インディアンの町」




10月20日

 晴れ、12328km、258km、10−40度
今朝、シャワーを浴びてじょくそうを見ました。あと少しで繋がってしまいます。三角形になっちゃいます。浸出液もたっぷり出ています。熱は時折微熱程度で、体が痛がってよじれる以外は大丈夫です。天気予報を見ると、あまり良くありません。
 また、雹でも降らなければいいなって思いながら支度をしました。ここのモーテルのハンディキャップルームは余りよくありません。駐車場から部屋に上がるランプは急で助走をつけなければ上がれません。バスタブの排水も悪いしシャワーもダメです。
モーテルを出ると、強い日差しが照り付けてきます。INT10を西へロサンジェルスの文字が出てきました。INT17を北へFlagstaffをめざします。走り出してから1時間ちょっと過ぎると高度がどんどん上がっていきます。寒くなって来ました。辺りの景色も変わってきて、針葉樹が生えてきました。今まで快調に僕を抜いていった大型トラックがあえいでいます。
 とうとう、高度5000ftを越えました。しばらくするとINT40のジャンクションです。結構複雑で、地図をくわえながら走っていると、ハーレーおじさんが何を探してるんだって聞くので、KOAっていうと、ここまっすぐ行って橋をくぐると左側に出てくるよって教えてくれました。
 本当に教えられたとおりにKOAがありました。教えてくれなければ迷う所でした。昨日まではTシャツでよかったのが今はワークシャツを着て、ウィンドブレーカーを着ています。ここのKOAはバリアフリーではありませんが、すぐに対処してくれます。昨日に引き続き今日もキャビンです。寒いのでありがたいです。辺りが暗くなってきました。
【写真説明】
上から
「フェニックスの町を走るバス」
「山道で道幅より大きいタイヤを積んだトラック」
「針葉樹林」
「今日もキャビン、ラッキー」

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