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10月9日

 晴れ、????km、???km、0−20度
いよいよ、今日は出来上がりです。午前中に行っても部品が着てないといけないので、午後3時に行きました。既に修理は終わっています。なぜかメカニックのロッキーの顔が変です。笑顔も余りありません。きた部品のユニバーサルジョイントの片側の動きが良くない、振動も昨日よりは良いけど、完全ではないっていってます。僕も駐車場を回りましたが低速では問題ないんですが速度を増すにつれて振動が大きくなります。
壊れたときに比べれば雲泥の差ですが、あの振動の感触と音をしっかり覚えているので、しかも悪い個所がしっかり分かっているので、そこに神経を集中していると、胃に穴があきそうです。一応、受け取って高速道路を10分ほど走りました。2度ほどあの恐ろしい振動と言うより、触れが来ましたが速度を落として対処できました。どうも90kmがリミットです。この高速はだいたい110kmで流れているので、かなり怖いです。それでも、何とかモーテルまで戻って明日に備えました。ほんとうに、こわいです。分かてるだけに。

【写真説明】 上から
「修理が完璧でないので、ナーバスになっています。」


10月10日

 晴れ、8987km、???km、0−20度
今朝はインターネット中継のテストです。ちょっと手間取りましたが、うまくいきました。
いよいよ、出発です。荷物をまとめて朝食に出てたヨーグルトを食べて9時半にいざ出発。でだしに硬さを感じます。全身センサーのようにして走り出しました。プロペラシャフトさえ暴れださなければ……。R66からINT55のSOUTHに乗りました。徐々に、スピードを上げていきます。特定のところで振動が大きくなります。シャフトの振れと回転数が共振してるみたいです。100kmくらいにもあります。やはり、ゆっくり走っていきます。下り坂になるとスピードが上がってしまって、振動が出るので微妙なアクセルコントロールが必要です。レースでもないのに、公道でこんなに微妙なアクセルコントロールをしたのは初めてです。
 1時間ちょっ走った後、下り坂で100kmほどにスピードが上がりました。シャフトが暴れだします。始まった。すごい振動です。すぐにスピードを落とします。振れが収まりません。やばい。ウィンカーをつけて路肩に寄せます。エンジンをふかしてみます。繋がっていません。目の前は上り坂です。ブレーキを離して惰性で上ります。もうすぐ頂上、止まりそうになりながら、ぎりぎりで越えました。
 坂を惰性で下っていくとEXITが……たすかった。側線に逃げて半分くらいいった所で止まりました。サイドカバーを外すと案の定シャフトが外れています。まだ時間が早いので何とか自分で直そうと車いすに乗って、工具を出して作業をはじめました。外れたのだから、入るはずだと、少ない工具をいろいろに使って作業をしていました。ジャンパーを着ていると汗が出てきます。ジャンバーを脱いでワークシャツになった時、空を見上げると前にメカニックをしていたフジワラホンダの社長や同僚が目に浮かびました。
 みんな、つなぎを着て笑って、服部は直せるよって言ってるみたいです。胸が熱くなりました。40分ほど作業しているとハイウェイ エマージェンシー パトロールの車が停まって、どうしたと聞くので、壊れた所を見せると。バイク屋に電話しろって、そしてもっと道の外に出せって。作業は中止になりました。NIEHOUSE HONDAに電話をしてもらい取りに来てもらう事になりました。ホンダがAAAのレッカーに電話をしたらしく、30分ほどでレッカーが来ました。
2時間かけてホンダについて、チーフメカニックと話をしました。ここで、新しい部品を待つと最低でも3日間、いま取り付けだけだったら、すぐにできる。選択は部品を送ってもらう事にしました。その部品にかけます。構造的に無理がある設計なので、完全に安心ししては走れませんが、せめて100km巡航でも振動が出ない状態で走りたいです。神経がまいってしまいます。停まってしまう恐怖と、車がなかなか停まってくれない(下手に停まると、後ろに人が隠れていて強盗に遭うことが良くあるそうです。)、逆に停まってもらっても相手を良く見てないと、逆の目に合う事も珍しい事ではないと、前に助けてくれたEdが言ってました。
 とにかく、またモーテルに連絡をしてチェックインをしました。その後近所のTACOBELLへ食事に行きました。食欲は無いんだけど、じょくそうで浸出液がたくさん出てしまっているので、たんぱく質を取らなければと食べました。度重なるトラブルで何を食べてもおいしくありません。TACOBELLの店はイスが固定になっていますが、一箇所だけイスが置いてあるところがあって、テーブルに車いすマークがついています。優しいですね。


【写真説明】
上から
「トライク修理中に泊まってるモーテルの駐車場」
「外れたプロペラシャフト」
「ハイウェイ エマージェンシー パトロールの車」
「AAAのトラックに乗せられた所」
「TACOBELLのハンディキャップシート」

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画像は説明を別記しましたので、ALT属性には何も記載してありません。また、諸事情とリンク先にテキスト情報が無いため、拡大画像に直接リンクを張ってあります。