４７８４km、３８６km、曇りのち雨、２０度
今朝のハリケーンのニュースを聞きながら支度をして､ばっちり向かう方だなと確認をした後、ハリケーンの時間と場所を頭に入れてＲ７５を南へ向かって走り出しました｡
ハリケーンの影響で、前線の動きが活発になって一面真っ暗です｡北に比べると、背の低くなった森が道路の両側に広がります。背が低くなった分、大きくなった空に、こぼれてきそうな雲が広がって、道のずーっと先の方を食べています｡「いやな感じだなー」と思いながら先を急ぎます。
ＭＡＣＯＮでＲ１６に乗って走っていると、これから行く先にも後ろにも、誰もいなくなった時がありました｡ながーい下り坂で、海と空の区別がつきません。奈落のそこに落ちていく感じです。ＭＡＣＯＮ〜ＳＡＶＡＮＡＨの間で初めてガスが無くなりそうになりました。
危なかった。ＳＡＶＡＮＡＨの手前で南へ降りていきました。ＧＨＯＲＧＩＡのＢＵＲＡＮＳＷＩＣＫです。前方に、やけに白い雲だなーと思ったら、突然の土砂降り。考えていたよりもずいぶん北で会ってしまいました｡次のランプで降りて、すぐにモーテルを見つけました｡
初めてのハンディキャップルームです。ハンガーが低い位置に付いてたりしてますが、シャワーやはり高い位置です。全体にゆったり作ってあります。（ただでさえゆったりできてるのに）２時３０分にモーテルに入りました。

【写真説明】　上から
「今にも泣き出しそうな空」その１
「今にも泣き出しそうな空」その２
「バリアフリーなバスルーム」その１
「バリアフリーなバスルーム」その２

４７８４km、３８６km、雨のち曇りのち雨、２０度
今朝のハリケーンのニュースを聞きながら支度をしていると、どうやら目にいるみたいです。雨雲は北側に行ってしまっているので、南側は（進む側）はあまり降らないようです。と思って支度をしていると、雨が降ってきました。隣の部屋の老夫婦がバイクがかっこいいから写真を撮っていいかと言ってきました。もちろんＯＫしました。新聞のコピーを見せると、フロリダの７マイル、ブリッジの手前に住んでるから寄ってくれと言ってました。
Ｒ９５を南下して、今日はセントオーガスチンへ行ってからケープカナベラのＮＡＳＡへいきます。セントオーガスチンはアメリカで一番古い街だそうですが、なんか観光ずれしていて、あまり好きでなかったのですぐに出ました。
Ｒ９５をさらに下ってデイトナビーチへ。ハリケーンの影響で全然人がいません。今度はＲ９５にすぐに乗らないで１号線を南下しました。途中はハーレー３台でツーリングしているおじいさんの団体としばらく走りました。６５才は過ぎている感じでしたよ。
その後Ｒ９５に戻ってケープカナベラへ。ここは海の上を走る道の先にあります。突然、スペースシャトルが出てきます。駐車場に行くと５０台くらいのハンディキャップ駐車場があります。しかも満車。バスツアーに参加したのですが、バスがすごい。６輪で４ｗｓ。おまけに横にはRICONのリフト、フロントは高さ調整ができて人が降りるときは低くなります。これがすべてのバスについています。終わったのは夕方になってしまいましたが、たくさん考えさせられる良い経験でした。出発しようと思ったら雨です｡
Ｒ９５に乗って南下していくと７：２０ごろ、右後ろ地平線に沈む夕日を見ました。左前には虹が、しかも二重にかかっています。前方は青空が広がっています。早くあそこに行きたい。アクセルを開けていきます。
あたりがだんだん暗くなっていきました。雨は相変わらず降っています。モーテルが見つかりません。９時を回りました､ようやく一軒のモーテルを見つけました。駐車場は裏だし、いい感じです。今日はとても疲れました。体も冷え切っています。明日はホテルの取材に行くので、午前中に３００ｋｍ走らなければなりません。早く寝なきゃ……（０：３０）VEＲＯ　BEACHにて

【写真説明】　上から
「隣のおばあさん」
「セントオーガスチンのミュージアム」
「デイトナビーチ」
「ＪＦＫスペースセンターへ行く道」
「ツアーバス」
「発射準備中」
「トイレ、やたら広かった」