晴れ　３０７９km
フィラデルフィアを後にして、約２時間くらいでワシントンDCにつきました。ここの高速は首都高湾岸線のような感じです。ホワイトハウスの周りにはびっくり！たくさんの身障者用パーキングが見れます。
日本大使館を探し３時間も走ってしまい、結局見つからなくモーテルを探しに行きました。探してるうちにここの、明るいところ、暗いところを見ることができました。かなりな危険地帯です。地元の人も言ってました。行きがけにチェックしてたモーテルまで３０分ほど走って、中心部から離れました。ここの受付は５cm以上あるアクリルの板で囲まれています。心配でさっきバイクを見てきました。AM２：００　無事です。
モーテルの庭で、フロリダから来たおばさんと話をしてると、日本航空の機関紙を作ってるグループに合いました。日航の成田さん、文章の野田さん、カメラマンの加藤さん、みんな良い人で、さっきまでタロプロの話や福祉のことを話ししていました。

３０７９km
今日は午前中に日本大使館へ行って､克枝ちゃん達が知り合った北沢あゆこさんに会ってきました。大使館って警戒が厳重だけど、表にバイクをとめさせてもらちゃった。警備のおじさんとあゆこさんとは仲良くなれそうだけど、他の人はなんかとっつきにくくて……。その足でＹＭＣＡに行きました。昨日と違って今日は地図があるからばっちりと思いきや、ワシントンDCは解りにくい。放射線状になった道路の塊がいくつか繋がっていて、そこに縦・横の道路がかぶさってきます。またもや､間違ってしまいましたが、すぐに修正して､割合早く着いてＹＭＣＡの前でどこにバイクを止めようか迷ってると、中からビルおじさんが出てきて､こっちこっちと駐車場に入れさせてくれました。
ここのＹＭＣＡはすごい､７階建てで全館フィットネスクラブかスポーツジムって感じ。しかも､車いすバスケに来る人や、なんと車いすでスカッシュに来る人もいるそうです。ビルおじさんに全館を見せてもらった後、ＣＥＮＥＷＳの取材まで時間があったので、ホワイトハウス周辺の調査に行きました。ホワイトハウスは頼むと車いすの人は案内をしてくれます。フェンス近くにはホワイトハウスの説明を流す機械が置いてあります。でも、坂なので結構きつい。
ＣＥＮＥＷＳの場所を確認しておこうと車いすで回っていきました。１時間以上こぎっぱなしで見つからないので、近くにいたおばさんに番地で聞くと、自分じゃ解らないからと交差点で話をしてた車いすのおじいさんと友達に聞いてくれました。その番地はものすごく遠く、車いすでは時間がかかってしまうから、私の車で行こうって、そのおばさんは歩きだったのに、今とりに行ってくるから待ってろって。なんて優しいんだろう。
一度、ＹＭＣＡに戻るからって、気持ちだけありがとうって言って断りました。でも、そこにたどり着くまで埃りまみれのベニヤで打ち付けられたドアと窓が並ぶところを通りました。この国は貧富の差があからさまです。ＹＭＣＡに３０分ほど早く着いて､ジュースをご馳走になってからＣＥＮＥＷＳの場所をもう一度電話で聞いてもらいました。やっぱり､全然違いました。北側と南側です。おかげですごい体験をさせてくれました。
ＹＭＣＡのスッタッフに別れを告げてＣＥＮＥＷＳへ行きました。ここでも、説明不足か場所がわからなくて電話をすると近くなので迎えに来てくれました。エリッサさんは日本語が上手で助かりました。ただ､一日待ったのにワシントンの子供記者は集まらず､ＮＹ子供記者と電話インタビューでした。
今日はなんだか色々な人と会って動いて疲れたので､先を急がず、昨日泊まったモーテルに泊まろうとやってくると、今日は安い部屋はなく､高い部屋しか無いと言うので帰ろうかなって言うと､１０ドル安くしてきました。それでＯＫしました。部屋に入ってみると電気がひとつ切れていて､エアコンが動かなかったので､部屋を変えてくれっていうと昨日泊まった部屋があるって、やっぱあったんじゃん。じゃ､そこにしてっていうと鍵をくれたので、安くしてよっていうと､値段は一緒だって。ふざけんなって思ったけど､じゃ新しい部屋の方が良いって言って引き下がりました。部屋に入ろうとすると、昨日の３人とばったり会いました。昨日遅くまで話したので､体調が悪いそうです。

【写真説明】
「北沢さんと」
「ＹＭＣＡの前」
「ホワイトハウス前で」