くもり
今朝、水野さんが帰っていきました。その後一人ミッドタウンをブロードウェイまで横に走って、忘れ物に気づいて戻って、こんどはサウスへ。そう、あのSOHOまで車椅子で降りていきました。途中、ちょっと嫌な視線といっても、障害者を見る視線ではなく、物取りの視線みたいなのを感じました。１時間ほどかかりました。
SOHOはおしゃれな店がたくさんありましたが、ほとんどの店は障害者を意識して作られていません。もともと倉庫だから仕方ないですけど、一軒はスロープがついていました。SOHOで試しに階段が２段ある店の店員に「中を見たいんだけど」って言うと、ちょっと待ってと裏に行ってから やりかたが解らないからダメって言われました。うまいよね。傷害を理由にはしてないもんね。やられたって感じ！
ほんとこの街は工事中でなくても一年中故事中って感じの、車椅子にとってはかなり大変な場所です。昼間の暑いときは物乞いの車椅子に座っている人を数人見ました。夕方になって涼しくなると大勢出てきました。帰りは時間がなくなってしまったのでバスに乗りました。バスは完璧です。乗り降りに３分ぐらいでしょうかすごく早い、これならほかのお客さんから文句は出ないと思います。
タイムズスクエア−まで乗って、少し雨の中、元都筑社協のすわさんと会いました。彼女はここでソーシャルワーカーの勉強をしています。やはりここでも福祉の話です。アメリカに来てからずーっとこの話をしています。いろいろな考え方や現実を目の当たりにすると、本当に机の上で考えたこととは違うと思いました。
すわさんと上田さんが働くお店に行きました。ラーメンを食べながらも、汗を拭き吹き福祉の話。話が過熱しているのでスターバックスに行って、涼しいところでまたまた福祉の話。そしてバスがなくなっちゃうと言って、走って帰っちゃいました。上田さんのバイトが終わったので一緒に帰りました。上田さんちでもそんな話と、お友達の話をつまみにビールを飲みました。疲れてるせいか、さっさと寝てしまいました。２階まで担いで上げてもらったのに、全く失礼なやつです。
【写真説明】 上から
SOHOへ向かう途中の交差点
ジャズで有名なＢｌｕｅＮｏｔｅです
