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9月6日

 晴れ
朝、起きるとすぐに上田さんから電話が来て、陸送業者を手配してくれました。国連の警備で駐車場まで近づけません。とりあえず、駐車場からは出さなければならないので、急な坂を押して上ることになりました。
上田さんの痩せた体と、水野さんと、駐車場のおじさんとで押してもらいましたが、もう一息と言うところで動きません。通りを歩いてるおじさんに声をかけると、気持ちよくOKしてくれました。何とか上まであげると、ポリスだらけ。一方通行の反対側に行きたいのですが、ポリスがダメって、仕方がないので坂を降りていくと、今度は下のポリスが上に行けって。
  上田さんと水野さんで坂を50mくらい押してもらいました。ポリスがついてきてくれて、一方通行から出してくれました。そして、国連のセキュリティーと相談して、道をはさんだ向こう側の一方通行の道の歩道を通してくれました。
その間も、ずーっと押してもらっています。交差点にぶつかると、赤いトラックが待っていました。運転手がどっか行ってたんだけど、しばらくすると帰ってきて、そこでトラックに積みました。トラックに上田さんが乗って、タクシーを止めてついていきました。クイーンズにある修理屋さんです。
  なかなかタクシーがつかまらなく、少し後れて修理工場に着きました。工場の人に説明すると、とりあえず見てあげるからと1時間以上待って、見てくれました。中南米出身の、なかなかできる修理屋さんでした。すぐに直してくれました。それでも昼は当に回っていました。陸送で80ドル、修理で90ドル、痛い出費です。それでも格安な値段だと思います。
昼を食べてマンハッタンに戻り、ライブラリーへ行ってメールを送ろうとしたらだめでした。肩を落としてYMCAへ戻ると、事務の女の人はもういないって言ってたのに、シーラが僕を見つけてくれました。少し話をしてると、ベッツイ(マネージャー)がでてきて2分ほど話をしました。シーラが次の日のアポイントをとってくれて別れました。
  街の取材もしなければ。藤松さんともやっとアポが取れたので遅れないように場所を下見しなければと、止まってる暇がありません。

【写真説明】 上から
「マンハッタンでトラックに乗せる」
「やつと載せたぞ」
「故障個所を修復する段取りを考えて思案中」
「クイーンズの修理工場」


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